
13 Dec 2012
リベルディア社、世界初のバイオベース・コハク酸を製造する大規模工場の操業を開始
リベルディア社は、環境に最も配慮するユニークな独自技術 -“Low-PH酵母技術”- を使用してバイオサクシニウム(Biosuccinium™)の製造を開始しました。
ライフサイエンスおよびマテリアルサイエンスのグローバル企業であるDSMと、澱粉およびその誘導体を製造するフランスのグローバルメーカーであるロケット・フレール(Roquette Frères)の合弁企業であるリベルディア社は、イタリアのカッサーノ・スピーノラに新設した工場で、ブランド名 “バイオサクシニウム“ というサステイナブルなバイオ・コハク酸の商業規模の生産を開始しました。年間、約1万トンの生産能力を持つこの工場は、再生可能な資源からコハク酸を生産するという世界初の大規模工場としてユニークな工場です。また、”Low-PH酵母技術“ は既にデモ・プラントを用いて、得られた経験に基づいて設計された商業施設でもあります。リベルディア社は、このことが製品品質における一層の向上をもたらすために非常に重要であると考えています。
“バイオサクシニウム”の用途には、ポリブチレンサクシネート(PBS) 、ポリウレタン原料用ポリエステルポリオール、コーティング用樹脂、フタル酸フリーの可塑剤、および1,4ブタンジオールに加え、最終製品として、フットウェア、包装材、および塗料などがあります。
リベルディア社・ゼネラルマネジャーのウィル・ファン・デン・トゥイールは、「私たちはリベルディア社並びにバイオサクシニウムの両方において新たな時代を開くことを誇りに思います。」と語り、「この新たな段階によって、直接および間接の顧客においては、バイオベースのコハク酸に基づく中間材料および最終製品の商業規模での生産を開始できます。」
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Notes for Editors
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ライフサイエンスとマテリアルサイエンスのグローバル企業であるDSMと、澱粉およびその誘導体を製造するグローバルメーカーであるフランスのロケット・フレールの合弁企業であるリベルディア社は、直接および最終顧客とのパートナーシップを確立し、顧客ニーズおよびリベルディア社の強みに基づいて、持続可能なコハク酸市場におけるグローバルリーダーとして市場開拓に努める所存です。
リベルディア社は、DSMとロケット社の知識や経験を組み合わせて、登録ブランドであるバイオベースのコハク酸 “バイオサクシニウム” を製造販売致します。ユニークな “Low-PH酵母技術” を使用して生産される”バイオサクシニウム”は、顧客においても、バイオベースで高品質機能素材の生産をとうして、環境への影響を大幅に改善することを可能になります。
より詳しい情報については、次のウェブサイトをご参照ください。: www.reverdia.com.
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