TE Connectivity、ABBのENTRELEC 端子台事業の買収を完了

スイス・シャフハウゼン–2018年8月1日–接続およびセンサ技術において世界をリードするTE Connectivity（TEコネクティビティ、日本法人：タイコ エレクトロニクス ジャパン合同会社、以下TE）と、エレクトリフィケーション・プロダクト、ロボティクス&モーション、インダストリアル・オートメーションおよびパワー・グリッドの各分野の先駆的技術のグローバル・リーダーであるABBは、以前発表したABBのENTRELEC^®（アントワレック）端子台事業の買収を締結したことを発表しました。 TEはすでに統合プロセスを開始しており、統合による変更は即時適用されます。

ABBのエレクトリフィケーション・プロダクト事業本部のプレジデントであるTarak Mehtaは、「TEの下で2つのポートフォリオが組み合わさり、さらに競争力が高まるでしょう」としており、加えて 「この取引は当社のネクスト・レベル戦略において主要な要素であるアクティブ・ポートフォリオ・マネジメントに対するABBのコミットメントを示すものとなるでしょう」と話しています。

1920年に立ち上げられたABBのENTRELEC（アントワレック）端子台事業は、70ヵ国以上の国でお客様に製品やサービスを提供しています。 同事業は、研究開発で構成されており、フランスとポーランドに製造施設を有しています。TEは、ABBのENTRELEC端子台製品をENTRELECのブランド名のまま追加することで、電源、信号、データ接続分野に向け、特に過酷環境下での用途に焦点を当てた総合的なシステムを提供できるようになります。

TEのインダストリアル事業部門でシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるLars Brickenkampは、「今回の買収は、お客様にとっての複雑さを軽減し、技術革新を推進する支援をするため、TEがお客様に対してより幅広い総合的な製品プラットフォームを提供するための取り組みにおける重要なステップです。 当社チームが拡大することをとてもうれしく思っており、新たな社員の皆さんが技術革新や自動化プロジェクトにおいて、より多くのお客様とTEとの連携を大幅に強化してくれると信じています。 当社の新しい組織においてもこれまで通り、お客様との密な関係が顧客満足度を向上するための重要な要素となるでしょう」とコメントしています。

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